もしかして
61.当局の意図に反して「市場経済化」が再び進んでしまう北朝鮮(デイリーNKジャパン)
北朝鮮は近年、過去30年間になし崩し的に進んでしまった市場経済化を押し留め、かつての社会主義計画経済、全国的な配給システムを復活させようとする動きを見せている。しかし、現実はそううまくいかないようだ。個人の所有が禁じられた生産設備を国営企業が個人に貸し出して、利益の一部を賃料として受け取るやり方が再...
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62.北朝鮮国民が緊張…「謎の薬物で眠らされる」新たな恐怖(デイリーNKジャパン)
北朝鮮では、コロナ禍と国境閉鎖、それに伴う経済的苦境で犯罪が増加していると伝えられている。統計が発表されないためその全容は不明だが、北部の両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)などでは強盗が相次ぎ、当局が緊張していると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。先月1日の昼間、恵山市内の恵山洞...
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63.「食べ物をどうすればいいのか」国民の怒りにたじろぐ北朝鮮警察(デイリーNKジャパン)
国境を流れる鴨緑江を挟み、中国と向かい合う北朝鮮北部の両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)は、貿易で栄えた都市だ。中国から輸入または密輸入される様々な製品を、北朝鮮の全土に送り出す拠点となってきた。しかしコロナ禍で国境が閉鎖され、その後、何度も業務を再開するとの噂が流れた恵山税関も、今月1日の時点で...
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64.北朝鮮の「科学技術図書館」有料化に利用者ら反発(デイリーNKジャパン)
2016年1月に北朝鮮の首都・平壌でオープンした「科学技術殿堂」。そして、各地で建設が進められている「未来院」。いずれも、未来の科学技術を担う人材を担う育成するための、科学技術に特化した図書館だ。国営の朝鮮中央通信は2014年5月、未来院についてこのように報じている。...
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65.北朝鮮「軍と民間の亀裂」食糧難で神経質に(デイリーNKジャパン)
北朝鮮が非常に重要視する「軍民関係」。軍と民間人は一心同体で、関係は常に良好でなくてはならないとするものだ。これを毀損する行為は、たとえ業務上の過失であっても厳しく罰せられる。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は、畑の警備に当たっていた兵士が、民間人を死なせてしまった事件について報じている。...
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66.飢える北朝鮮「禁断の食肉マフィア」男女9人を公開処刑(デイリーNKジャパン)
牛は、世界の様々な国で、農耕用、運搬用など使役動物として扱われていた。日本でも、高度成長期に入って農業機械や自動車が普及するまではそうだった。途上国では今でも重要な財産として大切に扱われている。食用の牛肉が出回らないわけではないが、それらは働けなくなった牛や、輸入されたものだ。北朝鮮では、牛は国家財...
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67.「ヤギ殺し食べた」金正恩“エリート党員”も空腹限界(デイリーNKジャパン)
北朝鮮が、全国的に進めている農村での住宅建設。機材が足りず、あっても燃料が不足して使えないため、都会から人を送り込み、人海戦術で進められている。その中には、朝鮮労働党の党員からなる「党員突撃隊」がいる。都市党員は金正恩体制におけるエリート層だが、あまりにも素行が悪く、鼻つまみ者扱いされている。...
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68.「マンネリでつまらない」北朝鮮“美女レストラン”相次ぎ閉店(デイリーNKジャパン)
物珍しさから、海外を訪れる韓国人観光客の間で人気だった北朝鮮レストラン、通称北レス。中国でも人気を呼び、一時は全土で100店舗を越え、北朝鮮と鴨緑江を挟んで向かい合う遼寧省の丹東には、「北レスの隣の隣が北レス」というほどの商業集積まで現れていた。ところが、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議案で多く...
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69.「貴重なドルを海にぶちまけた」北朝鮮国民、衛星失敗で金正恩氏を批判(デイリーNKジャパン)
北朝鮮は8月24日、軍事偵察衛星の打ち上げを試みたが、5月に続きまたもや失敗してしまった。国営の朝鮮中央通信は、同日中にこの事実を伝えたが、朝鮮労働党機関紙・労働新聞など、北朝鮮の一般国民が接することのできるメディアは報じていない。同通信の記事も幹部専用のイントラネットでのみ閲覧が可能だ。...
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70.金正恩が「やめろ」と命令も効果ゼロ…誰にも止められない「税金取り立て」(デイリーNKジャパン)
北朝鮮は、世界で唯一の「税金のない国」を謳っている。故金日成主席は1974年2月、朝鮮労働党中央委員会第5期第8次全員会議において、「古い社会の遺物」である税金制度を完全になくすことについて討議、決定することを指示。それを受けて最高人民会議は同年3月、「税金制度を完全になくすことについて」との法令を...
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