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恋愛も家庭も仕事も、全部欲しい。金原ひとみが贈る、女の欲望と苦悩のフルコース
 「デクリネゾン」とは、フランス料理で「さまざまな調理方法でひとつの食材を生かすこと」だ。たとえば「豚のデクリネゾン」なら、豚のさまざまな部位を使って、異なる食感や味を作り出す。 金原ひとみさんの最新長編『デクリネゾン』(ホーム社)の表紙には、まさにさまざまな部位に切り分けられた豚の生肉や、内臓を使...
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結婚で心の平穏は得られるのか? 金原ひとみが描く、6人の男女の「不穏な」結婚生活
 「望んで結婚したはずなのに、どうしてこんなに苦しいのだろう──」。これ、わたしの心の声? と思った人もいるのでは。 今回ご紹介するのは、金原ひとみさんの小説『アタラクシア』(集英社文庫)。第5回渡辺淳一文学賞受賞作。2019年に単行本として刊行され、今年5月に文庫化された。...
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あなたは何冊読んでる? 小説が描いた「この30年」
 本書『この30年の小説、ぜんぶ』(河出新書)は、作家の高橋源一郎さんと文芸評論家の斎藤美奈子さんの対談集だ。タイトルに「この30年の小説、ぜんぶ」とあるが、もちろんぜんぶ読んだ訳ではない。高橋さんは「この30年の小説、ぜんぶ読んでみたかった」でもあるし、「この30年の小説、ぜんぶわかるためには、こ...
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