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【書方箋 この本、効キマス】第55回 『「中国」という捏造』 ビル・ヘイトン 著/濱口 桂一郎
■共産主義に思わぬ効果 「捏造」という書名は過度に挑発的だと感じるかもしれない。しかし、原題の「invention」には「発明」とともに「捏造」という意味もある。ほんの百数十年前までは存在しなかった「中国」という概念を、清朝末期から中華民国時代の思想家や政治家たちが創り出してしまった——という話なら...
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ウクライナ情勢の「現状維持」を望む中国の思惑
戦略科学者の中川コージが2月20日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。中国の今後の外交リソースについて解説した。「烈士記念日」の式典に臨む中国の習近平国家主席(左)=2023年9月30日、北京の天安門広場(共同) 写真提供:共同通信社中国の王毅外相がロシアへ武器を売却しないと...
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モーリーの考察。台湾統一の野望の裏で国民の「脱出」が続く中国に効く一手とは?
『週刊プレイボーイ』で「挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンが、リスクを負って国を「脱出」する人々の存在が示唆する中国の危うさを考察する。* * *1月13日に行なわれた台湾総統選挙で親米・反中を基本路線とする民進党の頼清徳氏が勝利したことは、中国にとっては望...
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ベルリンの壁を崩壊させる計画したのはミハイル・ゴルバチョフだった!?
1961年に旧東ドイツ社会主義統一党により作られたベルリンの壁。アメリカとソ連の冷戦時代に、155kmにおよびドイツを東西に分断した壁です。それから28年後の1989年11月9日に壁は壊されました。東ドイツの人々によって壊された壁ですが、青山学院大学教授・福井義高氏によると、ソ連のゴルバチョフが計画...
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習近平国家主席の「影響力の衰え」を表す台湾総統選の状況
作家で自由民主党・参議院議員の青山繁晴とジャーナリストの須田慎一郎が12月12日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。台湾総統選について解説した。「烈士記念日」の式典に臨む中国の習近平国家主席(左)=2023年9月30日、北京の天安門広場(共同) 写真提供:共同通信社台湾総統選...
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周庭氏の亡命 「運動を続けずに逃げてしまった」という中国当局のシナリオ通りに
戦略科学者の中川コージが12月5日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。滞在中のカナダからSNSを通して「香港には戻らない」と述べた周庭氏について解説した。...
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【書方箋 この本、効キマス】第40回 『現代中国の精神史的考察』栄 剣 著/濱口 桂一郎
■独裁者の弱点は後継者 次の台詞はどこの国のどういう勢力が権力掌握前に繰り出していたものか分かるだろうか。 「民主がなければすべては粉飾だ」、「民主を争うのは全国人民の事柄だ」、「民主主義の鋭利な刀 米国の民主の伝統」、「思想を檻から突破させよ」、「中国は真の普通選挙が必要だ」、「民主が実現しなけれ...
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ネズミを捕るのがいい猫…なりふり構わず推し進めた「社会のデジタル化」が限界突破。「中国経済」の今後【伊藤忠総研・主任研究員が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)世界規模で急速に進展する経済のデジタル化、そのトップランナーが中国であることは明白です。本記事では、株式会社伊藤忠総研・主任研究員の趙?琳氏による著書『チャイナテック 中国デジタル革命の衝撃』(東洋経済新報社)より、デジタルエコノミーを急進展させた中国について解説...
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帰国したら収容所へ直行…暗躍を続ける中国の海外警察とは?
海外に住む反体制派の中国人を取り締まり、強制的に帰国させるという中国の海外警察。その拠点は、世界に散った華僑たちの出身地別の「同郷会」と連結している。日本随一の中国ウォッチャーとして知られる宮崎正弘氏が、謎に包まれた中国海外警察の実状を語る。※本記事は、宮崎正弘:著『ステルス・ドラゴンの正体 - 習...
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【書方箋 この本、効キマス】第20回 『一八世紀の秘密外交史 ロシア専制の起源』 カール・マルクス 著/濱口 桂一郎
■ウクライナ侵攻の理解へ 一昨年から毎月、書籍を紹介してきたが、今回の著者は多分一番有名な人だろう。そう、正真正銘あの髭もじゃのマルクスである。 ただし、全50巻を超える浩瀚なマルクス・エンゲルス全集にも収録されていない稀覯論文である。なぜ収録されていないのか? それは、レーニンやとりわけスターリン...
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