1.手の移植を介して初めて感じ取ったものとは…現役医師・朝比奈秋による最新小説(ananweb)
ハンガリーの大都市デブレツェンの病院で働く看護師のアサト。骨肉腫との診断で左手の切断手術を受けたが、のちに誤診であったとわかる。その病院には、手の移植手術の権威ゾルタン医師がいて、労働者階級のポーランド人の手の移植をした。だが、接合された左手には、消えない違和感と強烈な拒絶反応が起こり…。...
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2.【今週はこれを読め! エンタメ編】身体の上の「国境」〜朝比奈秋『あなたの燃える左手で』(BOOK STAND)
国境とは、どこにあるものなのだろう。土地の上にあったり、海の上にあったりすることは知っている。人と人の間にも、あるものなのだろうと思う。島国で生まれ育った私には想像し難い思いを、それに抱く人がいるのだろうと考えさせられたこともある。だけど、人間の体の上に「国境」があったらどうなのか。...
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